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最後の審判と世の終わり 2

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2 [2118] 「最後の審判」によって、教会の終わりの時が、なおまた、それぞれの者の生活(いのち)の最後の時が意味されます――「教会の最後の時」については、洪水前にあった最古代教会に最後の審判があり、それは彼らの子孫が滅んだ時であり、その滅亡が洪水によって描かれています。
洪水後にあった古代教会の最後の審判は、その教会のほとんどすべての者が、偶像崇拝をする者になり、追い散らされたときでした。
ヤコブの子孫のもとに続いた表象的な教会の最後の審判は、十部族が捕虜として連れ去られ、また異教徒の間に追い散らされ、その後、主の来臨の後、ユダヤ人たちがカナンの地を追い出され、全地に追い散らされたときでした。
キリスト教会と呼ばれているこの教会の最後の審判は、ヨハネの「黙示録」の中で、「新しい天と新しい地」によって意味されるものです。