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生活の教え 107

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107 人間による受け入れが、またその時、自分からのような思考がなかったなら、信仰について何らかのものが教えられることもありませんでした。なぜなら、信仰も人間からのものではないから――そうでなれば、人間は風の中の籾殻のようになり、自分の救いについて何も考えず、何ら働きかけもせず、口を開け、手をだらりとさせ、流入を待って、いのちがないかのように立っているでしょう――確かに、自分の救いについて何も働きかけませんが、それでも、自分自身からかのように反応しています。
しかしこれらについて、『天使の知恵』についての論文の中で、さらに明るい光があてられるでしょう。