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生活の教え 112

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112〔ここで姦淫や淫行を例としましたが〕すべての種類の盗みや欺瞞も、すべての種類の殺人と復讐も、またすべての種類の偽証と偽りも同様です――これらから、だれも自分自身により、清潔にされ、清められることはできません。というのは、欲望のそれぞれに無限なものが内在し、それらを人間は単純な一つのもののようにしか見ないからです。けれども、主は最も個々のものですら、連続するすべてのものの中で見られています。
一言でいえば、人間は自分自身を再生させることは、すなわち、自分自身の中に新しい心と新しい霊を形作ることはできません、しかし「改革者」と「再生者」ご自身であられる主おひとりができます――それゆえ、人間が自分の思慮と知性から自分自身を新しいものにすることを欲するなら、それはただ醜い顔に紅をつけ、腐敗で内部が損なわれた部分に洗剤を塗りつけるだけのことです。