新しいエルサレムとその天界の教え 97
97 通常の会話で、「だれもがその者自身の隣人である、すなわち、だれもが最初に自分自身を思いやるべきである」と言われます。しかし、仁愛の教えは、このことがどのように理解されるべきかを教えます。それぞれの者が、例えば、食物、着物、住居のようなその者の市民的な生活の中で必然的に要求される多くのものといった、生活で必要とするものを自分自身に備えなくてはなりません。そのことを単に自分自身のためだけでなく、自分のもののためにも、また単に現在の時のためだけでなく、将来〔の時〕のためにもしなくてはなりません――なぜなら、だれかが生活に必要なものを自分自身に得ないなら、仁愛を実践する状態にいることができないからです。というのは、彼はすべてのものに欠乏するからです。