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続 最後の審判について 20

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20 天界と地獄の間の中間にある霊たちの世界の改革派教会の者たちは、その最内部を構成し、すなわち、中心領域をつくり、またそこに祖国にしたがって配列されました。
その中心領域の中央にイギリス人、オランダ人が南と東に、ドイツ人が北に、スウェーデン人が西と北に、デンマーク人が西にいます――しかし、その中心領域に、仁愛とその信仰の生活を送った者以外の他の者はいません。そこに多くの社会があります。
彼らの周囲に信仰と仁愛の生活を過ごさなかった改革派教会の者がいます――これらの者が、自分自身に天界のようなものをつくった者です。
しかし、天界の中の、そしてまた地獄の中のすべての社会の配列は別です。
改革派教会の者がそこに中心領域をつくるのは、彼らのもとで、みことばが読まれ、主もまた礼拝され、そのことからそこに最大の光があり、そこからのその光が中心からのように、すべての周辺の領域の中に広がり、照らすからです。
というのは、霊と天使たちがその中にいる光は、太陽としての主から発出し、その方はその本質の中で神的な愛であり、ここから発出する光はその本質では神的な知恵であるからです。ここから、その世界のすべての霊的なものがあります。
霊界の中の太陽としての主について、またそれからの光と熱については、著作『天界と地獄』(116–140番)に見られます。