カテゴリー

続 最後の審判について 28

27◀︎目次▶︎29

28
 主が天使たちとともに白く輝く雲の中に見られ、そこから、らっぱのような音が聞こえました。それは主からの天界の天使による保護とあらゆる方向から善良な者を集めることを表象するしるしでした。というのは、主はだれにも破滅をひき起こさず、単に悪い者との伝達から引き離して、ご自分に属す者を守られるからです。引き離されて、悪い者は自分の欲望の中へやって来て、それらからすべての種類の邪悪なことの中に突進します。
その時、一緒に滅ぼうとしているすべての者が、曲がっている尾を伸ばしている大きな竜のように、天に向けて上げられ、高いところへいろいろと曲げて、天を破壊し、それを引きずり落とそうとしていることが見られました。しかし、むだな努力でした、なぜなら、尾は投げ落とされ、その時、高く上げて見られた竜もまた沈んだからです。
「黙示録」の中の「竜」によって何が意味されるか私が知り、よく知られたものにするために、私にこの表象を見ることが与えられました。すなわち、「竜」によって、みことばを読み、説教を聞き、教会の聖なる儀式に出席し、そして悪の欲望を、それらに誘惑されたけれども何も行なわず、それでも内部に盗みや欺瞞・姦淫やわいせつなこと・憎しみと復讐・うそや冒涜を考え、そしてそのように霊では悪魔のように、身体では天使のように生きたすべての者が意味されることです。これらの者が竜自体を構成した者です。けれども、尾を構成した者は世の中で仁愛から分離した信仰の中にいて、思考と意図に関して前の者に似ている者でした。