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続 霊界について 57

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57
 最後の審判の後、彼らの状態は、自分たちが以前のように集団の中に集まることが許されないように変化しました。しかし、善いものも悪いものも、それぞれの愛に、道が整えられ、世から到着したものは直ちにその道へ入り、そして彼らの愛に対応する社会へ行きます――このように、悪い者は地獄と結合している社会へ、そして善い者は天界と結合している社会へ導かれます。このように、以前のような人為的な天界を自分自身に形成しないように警戒されました。
天界と地獄の間にある霊たちの世界の中のこのような社会は無数です。というのは、善と悪の情愛の種と属と同数のそれだけ多くものがあるからです――そして天界に上げられるかあるいは地獄に投げ込まれ、その間は、世の人間との霊的な結合の中にいます。その理由は人間もまた天界と地獄の間の真ん中にいるからです。