カテゴリー

続 霊界について 59

58◀︎目次▶︎60

59
 地から霊界にやって来るすべての者は、最初、信仰を容認し、自分の祖国の宗教の中に保たれます。ローマカトリック教徒もまたそのようですーーそれゆえ、常に、ローマ教皇を象徴する者を自分たちに最初に置く者として持ち、その者を同様に宗教的儀式でも崇拝しますーー世で法王であった者がそこでローマ教皇の役割を果たすのはまれです。しかしそれでも、二十年前にローマ法王であったが、彼らを支配しました。その理由は、彼が自分の心から、みことばは信じられているよりも聖なるものであり、主を礼拝しなくてはならないことを抱いたからですーーしかし、彼は、数年間、教皇の職務を果たした後、それを辞任し、改革派のキリスト教徒のもとへ行きました。今でも彼らの間にいて、幸福な生活を享受しています。
彼と話すことが与えられました。彼は、「主おひとりを、その方は神であり、その方に天と地の上に力があるので崇拝しています。聖徒への祈願は、なおまた彼らへのミサは、たわごとです」と言いました。また、「世の中でその教会を復興することに心を向けました。しかし、〔いくつかの〕理由のためにできませんでした」とも言いました。
私は、教皇がいた北の大きな都が、最後の審判の日に破壊された時、寝台の中の彼が安全な場所に運び出されのを見ました。
彼の後継者には、まったく別のことが起こりました。


注釈
本書出版(1763年)の20年前は1746年となり、その時の教皇はベネディクトゥス十四世(『霊界体験記』5843番参照)となりますが、実際にはその前の教皇クレメンス十二世(在位1730–1740)です。