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天界と地獄 6

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6 世で生きた間に、御父を告白し、主については、他の人間がもつような考えしかなく、ここからその方が天界の神であると信じなかった霊がいました。それで、主の天界以外に何らかの天界があるかどうか、その者が望むならどこでも、あちこち歩きまわり、捜し求めることが許されました。それで数日の間、捜し求めてみましたが、どこにも見つけ出せませんでした。
彼らは、天界の幸福を称賛と支配することにあるとした者でした。彼らは望むものを得ることができないで、「天界はそのようなものから成り立っていない」と言われたので憤り、世でのように、自分たちが他の者を支配して、称賛を得ることができる天界を得ようと欲したのです。