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天界と地獄117

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117   しかし、たとえ天界に世の太陽は見えないで、その太陽から出ているどんなものも見えなくても、それでもそこに太陽があり、光があり熱があり、そして世の中のすべてのものが、無数の多くのものがあります、しかし、同じ起源からではありません。なぜなら、天界の中にあるものは、霊的であり、世の中にあるものは自然的であるからです。
天界の太陽は主であり、そこの光は神的真理、そこの熱は神的善であり、それらは太陽としての主から発出します。天界の中に存在するようになり、見られるすべてのものは、その起源からです。
しかし、光と熱について、またそこから天界に存在するようになるものについては、あとの章で述べますので、ここでは太陽についてだけ述べます。
主が天界の中で太陽として見られるのは、神的愛であり、それからすべての霊的なものが存在するようになり、また、世の太陽によって、すべての自然的なものが存在するようになるからです――太陽として輝くものは主の愛です。