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天界と地獄259

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259  天界に文書があるのは、みことばのために主により備えられたのです。なぜなら、みことばはその本質では神的真理であり、そこから天界のすべての知恵が、天使と同じく人間にもあるからです――それは主により言われたことであり、主により言われることは順にすべての天界を通り過ぎ、人間のもとで終わるからです。
ここから、みことばは天使の中にある知恵と同じく、人間の中にある知性にも適しています。
みことばは天使のもとにもあり、彼らはそれを世の人間と同じように読んでいます。さらにまた、みことばから彼らの教えの事柄があり、そこからそこに説教があります(221)。
みことばは同一です、けれども、私たちにとって文字どおりの意味であるその自然的な意味は天界に存在しません、天界にはその内意である霊的な意味が存在します――この霊的な意味がどのようなものであるかは、「黙示録」の中の白い馬についての小著『白い馬』で述べてあります。