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天界と地獄343

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343 しばしば、私は、合唱隊にいた何人かの幼児と一緒だったことがあります。そのときまだまったく幼児らしかったので、その合唱隊の歌は、乱れた柔らかい音のもののように聞こえ、その後に成熟したときのように、まだ一つとなって聞こえませんでした。驚くことに、私のもとの霊がしきりに彼らに話をさせようとしました。このような欲望は霊に生得のものです――しかし、幼児は話すことを望まないで、ある種の憤りとともに抵抗したことが何度も観察されました――私はしばしばその拒否と嫌悪に気づきました。そして彼らと話す機会が与えられたとき、彼らはただ、「それはそのようではありません」と言いました。
私は、幼児の試練はこのようなものであり、それは彼らが虚偽と悪に抵抗するだけでなく、他の者から考え、話し、行動しないために、したがって主だけから以外に他の者から自分自身が導かれることを許さないことに慣れ、訓練されるためであることを教えられました。