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天界と地獄445

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46 人間は死から生き返り、永遠のいのちの中へ入る

445. 身体がもはや霊界から存在する霊の思考と情愛に対応する機能を自然界で果たすことができない時、人間は死ぬと言われます。
これは肺の呼吸運動と心臓の収縮運動が止まるときに起こります。
しかし、それでも人間は死にません、世で彼に役立った身体から分離されるだけであり、人間自体は生きているからです。
人間自体が生きていると言われるのは、人間は身体からでなく霊から人間であるからであり、人間の中の霊が考え、その思考が情愛とともに人間をつくるからです。
ここから、人間は死ぬとき、単に一つの世界からもう一つの世界へ渡るだけのことが明らかです。
ここから、みことばの中で「死」は、その内意で、生き返りと、いのちの継続を意味します(*1)


*1 みことばの中の「死」は生き返りを意味する、人間は死んでも、そのいのちは存続するからである(3498, 3505, 4618, 4621, 6036, 6221)。