カテゴリー

天界と地獄470

469◀︎目次▶︎471

49 死後、人間は世で生活したように生きる

470 死後、それぞれの者に、その生活(いのち)が残ることは、みことばからキリスト教徒のだれにも知られています。なぜなら、そこの多くの箇所に、「人間は行為と働きにしたがって裁かれ、報いられる」と言われているからです――善から、また真理そのものから考える者はだれでもまた、「善く生きる者は天界に行く、悪く生きる者は地獄に行く」としか知りません。
しかし、悪の中にいる者は、自分の死後の状態が世での自分の生活にしたがっていることを信じようとしないで、特に病気であるときに起こることですが、「どのように生きたにしろ、生活から分離した信仰によって、天界はそれぞれの者に慈悲から与えられる」と考えています。