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新しいエルサレムとその天界の教え 39

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39 内なるものが天界の光の中にあって、外なるものが世の光の中にある人間は、霊的に、また自然的に考えます。しかし、その時、彼の霊的な考えは彼の自然的な考えへ流入し、そこに知覚されます――しかし、彼の外なるものとともに内なるものが世の光の中にある人間は、霊的にではなく、自然的に考えます。なぜなら、彼はそのすべてが物質的である世の自然界の中にあるものといったものから考えるからです。霊的に考えることは物事そのものを本質的に考え、真理を真理の光から見、善を善の愛から知覚し、それで物質から抽象して物事の性質を見、それらへの情愛を知覚することです。しかし、物質的に考えることは、物事を物質とともに、また物質の中で考え、見、また知覚することであり、このように相対的に粗野で暗いものです。