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新しいエルサレムとその天界の教え 85

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85 すべての人間は等しく隣人であって、援助を必要とするそれぞれの者によくしてやらなくてはならないことが今日の一般的な見解です。しかし、人間の生活(いのち)の性質をよく調べ、それにしたがって仁愛を実践することがキリスト教徒の思慮に重要です。内なる教会の人間は、区別とともに、このように知性とともに、それ〔仁愛〕を行ないます。しかし、外なる教会の人間は、そのようにものごとを見分けることができないので、無差別に行ないます。