新しいエルサレムとその天界の教え 154
154 報酬の理由で善が行なわれてはならないことを、主ご自身が「ルカ福音書」で教えられています――
「もし……あなたがたを愛する者をあなたがたが愛しても、あなたがたに恵みはあるでしょうか。……罪人 も同じことを行なうからです。……むしろあなたがたの敵を愛し、善を行ない、何も……望まないで貸しなさい。その時、あなたがたの報いは大きく、また至高者の子となります」(6:32–35)。
人間は〔真に〕善であるような善を自分自身から行なうことはできないことを、主は「ヨハネ福音書」でもまた教えられています――
「人は天から与えられなければ、何も受けることはできません」(3:27)。
また他のところに――
イエスは言われた。「わたしはぶどうの木であり、あなたがたはその枝です。……枝はその木に宿らないなら、それ自体では実を結ぶことができないように、あなたがたもまたわたしの中に宿らないなら、実を結ぶことはできません。……人がわたしの中に宿り、わたしもまた彼の中に宿るなら、多くの実を結びます。あなたがたはわたしによらなくては何ごともなすことができないからです」(15:4–8)。