信仰について 20
20 仁愛は隣人に対する愛であるので、隣人とは何かもまた述べます。
自然的な意味で隣人は、集団としても個人としても、人間です。
集団としての人間は、教会・祖国・社会です。個人としての人間は、同郷の市民であり、みことばで「兄弟」や「仲間」と呼ばれます。
しかし、霊的な意味で隣人は善であり、役立ちは善であるので、霊的な意味で隣人は役立ちです。
役立ちが霊的な隣人であることを、だれもが認めるべきです。というのは、だれが人間を単に人物として愛するでしょうか?そうではなくて、彼の中にあるものから、彼の性質から、その人間を愛するのです ―― この愛される性質が、役立ちであり、善と呼ばれます。そこで、これが隣人です。
みことばは、その内部では霊的であり、それゆえ、役立ちや善を愛することが霊的な意味で隣人を愛することです。