神の愛と知恵 110
110 霊界の太陽が天使から隔たって見られるのは、彼らにより神的な愛と神的な知恵が熱と光の適当な段階の中で受け入れられるからです。というのは、天使は、創造された有限なものであるので、主を太陽の中にあるような熱と光の最初の段階の中で受け入れることができず、その時、完全に焼き尽くされるからです。それゆえ、主は彼らにより彼らの愛と知恵に対応する愛と熱の段階の中で受け入れられます。
このことは次のことによって説明することができます——最も低い天界の天使は第三の天界の天使のもとへ上ることができません。というのは、もし上り、彼らの天界に入るなら、いわば失神状態の中へ落ち込み、彼のいのちは死と苦闘するからです。その理由は、彼の愛と知恵は、また同様に、彼の愛の熱と知恵の光は少ない段階の中にあるからです。もし天使が太陽に向かって、そこまで上り、その火の中に入るなら、その時、何が起こるでしょうか?
天使が主の受け入れる相違によって、天界もまた互いに分離して見えます。第三の天界と呼ばれる最も高い天界は、第二の天界の上に、またその第二の天界は第一の天界の上に見えます。天界が離れているのではなく、離れて見えるのです。というのは、主は、最も低い天界にいる者の者にも、第三の中にいる者のもとのように、等しく現在されるからです。距離の外観を生じるものは、天使である主体の中にあり、主の中にはありません。