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結婚愛 217

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217 (8) 男(夫)が結婚のきずなを愛するかぎり、妻はそれを愛する
 このことは先行する節からいえます――追加の事実は、妻たちは本能的に妻たちであることを、妻たちと呼ばれることを欲している〔ことです〕。このことは彼女たちにふさわしくて名誉ある名前です。それゆえ、結婚のきずなを愛します――貞潔な妻たちは名前に関してでなく、実際に妻であることを欲し、このことは夫たちと堅いまた堅いきずなを結ぶことによって生じ、それゆえ、結婚のきずなをその約束の確定から愛し、それを、夫たちから愛し返されるほど、すなわち、同じことですが、男たちがそのきずなを愛するほど、それだけさらに愛します。