カテゴリー

続 最後の審判について 9

8◀︎目次▶︎10

9
  (1)「黙示録」(21:1)の中の過ぎ去った「前の天」と「前の地」によって何が意味されるか
そこの「前の天」と「前の地」によって、世の人間の目の前に見られる天も、人間により住まわれる地も意味されません。最初の創造から善く生きたすべての者がいる「前の天」も意味されません――しかし、霊たちの集団が意味され、その者は天と地の間に、自分たちにいわば天界をつくりました――また、すべての霊と天使たちは人間と等しく地の上に住んでいるので、ここから「前の天」と「前の地」によってそれらが意味されます。
その天とその地が過ぎ去ったことが、〔私に〕見られ、また見られたものから〔そのことが〕小著『最後の審判』の中に述べられています(45–72番)。