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続 霊界について 60

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 これらに、ある注目すべき出来事を付け加えることが許されています。
今日、フランスを支配している王の曽祖父ルイ十四世と話すことが与えられました。彼は、世にいた時、主を礼拝し、みことばを読み、教皇を単なる教会の最高位の者と認めました。それゆえ、霊界の中で大いなる威厳を保ち、フランス国民の最良の社会を支配しています。
かつて私は、あたかも階段を降りてくるかのような彼を見ました。降りた後、彼が、「自分はヴェルサイユにいるように見える」と言うのを聞きました。その時、およそ二時間の沈黙が生じました。その時間が過ぎて、「私は、自分のひ孫のフランス王と、ウニゲトゥス大勅について話し、以前の自分の意図から離れており、フランス国民に有害なのでそれを受け入れてはならないことを彼〔ひ孫〕の思考に深くしみ込ませた」と言いました。
このことは1759年12月13日夕方8時ごろに起こりました。


注釈
「ウニゲトゥス大勅書」は、1713年にヤンセン主義者に対して異端を宣告したものです。ルイ十四世は、ウニゲトゥス大勅書に基づいて、国内のヤンセン主義者を弾圧しました。ヤンセン主義者は原罪を強く主張し、運命予定説にも強く傾いたのでスヴェーデンボリから見ても異端です。