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信仰について 13

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(2)信仰である真理の内なる承認は、仁愛にいる者のもとにしか存在しない

13 これまで、信仰が何か言いました ―― これから、仁愛が何か言います。
仁愛の最初の起源は善への情愛です。善は真理を愛するので、善への情愛は真理への情愛を生み、その真理への情愛を通して、信仰である真理の承認を生み出します。その連鎖の中で、これらによって、善(*)への情愛が存在するようになり、仁愛となります。
これは、仁愛が、善への情愛であるその起源から、真理の承認である信仰を通して、その目的へと進むことです。目的とは行動です。
これらから、善への情愛である愛がどのように、信仰を生み出すか明らかです。その信仰は、真理の内なる承認と同じものであり、この内なる承認によって仁愛を生みます、信仰を通してその仁愛は愛の行動と同じものです。