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神の愛と知恵 33

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33 神である本質そのものをつくる神的な愛と神的な知恵から、人間のもとの情愛と思考のすべてのものが生じます。神的な愛から情愛が、神的な知恵から思考が生じ、人間のすべてと個々のものは情愛と思考以外のものではありません。これら二つのものは、いのち(生活)のすべてのものの泉のようです。これらからいのちのすべての楽しさと快さがあります。楽しさは愛の情愛から、また快さはそこからの思考からです。
 そこで、人間は受け入れるものとして創造されているので、神を愛し、神への愛から賢明であればあるほど、すなわち、神からであるものに働きかけられ、それらの情愛から考えれば考えるほど、受け入れるものとなっており、ここから、創造者である神的な本質は神的な愛と神的な知恵である、といえます。