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神の愛と知恵 82

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82 ここで、真空について述べておきます。
 私は、かつて天使がニュートンと真空について話して、「無としての真空は支持しない。自然的な世界の空間と空間の内部あるいは上方にあり、霊的である自分たちの世界で、〔私たちは〕等しく感じ、考え、働きかけられ、愛し、意志し、呼吸し、それどころか、話し、行動している。無は無であり、真空について何かを属性とすることはできないので、それらは決して無としての真空の中に存在することができない」と言っているのを聞きました。
 ニュートンは、「私は、神性が存在し、すべてのものを満たすことを知っている。また自分自身も、真空について無の観念に恐怖を感じる、これはすべてのものを破壊するからである」と言い——このことを気絶と呼んで、「真空について私と話す者は、無の観念を用心するように」とうながしました。心にあるものは無の中に何も現実化して存在することはないからです。