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神の愛と知恵 89

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神的な愛と神的な知恵から存在する太陽から熱と光が発出する

89 天使と霊たちがいる霊界に、人間がいる自然界のように、等しく熱と光があります。そしてまた、熱は熱として感じられ、光は光として見られます。
 しかしそれでも、霊界と自然界の熱と光は、前に言われたように、何も共通なものを持たないほどに異なっています。生きているものと死んでいるもののように、互いに異なっています。
 霊界の熱は本質的に生きていて、光も同じです——けれども、自然界の熱は本質的に死んでいて、光も同じです。というのは、霊界の熱と光は純粋な愛である太陽から発出し、そして、自然界の熱と光は純粋な火である太陽から発出するから。そして、愛は生きていて、神的な愛はいのちそのものであり、火は死んでいて、そして太陽の火は死そのものです。このように呼ばれることのできる理由は、それにはいのちがまったく何も内在しないからです。