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神の愛と知恵 216

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216 天使の知恵によれば、意志と理解力、すなわち、情愛と思考、なおまた仁愛と信仰は、可能である時に、それ自体に働きあるいは行為を与えるか、それを伴わないなら、過ぎ去る空気のようなもの、または空気の中の映像のようなものにすぎず、それらは失われてしまいます。それらは人間がそれらを働き、行なう時、始めて人間のもとにとどまり、彼のいのちに属するのものとなります。
 その理由は、最終的なものは前のものの合成物、容器、基礎であるからです。
 このような空気や映像は善の働きから分離した信仰であって、実践することのない信仰と仁愛はこのようなものです。その違いはただ、信仰と仁愛を心に置く者は、善を行なうことを知り、欲することができるけれども、仁愛から分離した信仰の中にいる者にはできないということだけです。