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神の愛と知恵 333

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333 主から霊的なものを受け入れるための役立ち
 これは、宗教のものとそこからの礼拝のすべてのものです。したがって、それらから神の承認と知識、善と真理の知識と承認を、またこのように永遠のいのちを教えられます。それらは学問と同様に、両親、教師、説教や本から、特にそれらにしたがった生活の追求を通して——キリスト教世界では、みことばからの教えと説教を通して、主からのみことばを通して——学ばれます。
 これらの役立ちの範囲は、身体の役立ちと同様のものによって、食物、衣服、住むこと、元気回復や享楽、状態の保護のように述べられることができます。ただ〔身体の役立ちを〕霊魂へ、〔すなわち〕食物を愛の善へ、衣服を知恵の真理へ、住むことを天界へ、元気回復や享楽を生活の幸福へや天界の楽しさへ、保護を攻撃する悪へ、状態の維持を永遠のいのちへ適用すればよいのです。
 これらのすべてのものは、身体のものもすべて、主からのものです、また人間は自分の主人の財産の管理人を命じられた単なる召し使いや仕える者のようなものである、と承認することにしたがって、主から与えられます。