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神の摂理 110

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110 けれども、天界の愛の中にいる者のもとで、思考の内なるものと外なるものは、すなわち、人間の内なるものと外なるものは、話すとき一つとして働き、〔その二つの〕相違も知りません。
彼らのいのちの愛は、その善の情愛とこれらの真理の知覚とともに、それらの中の霊魂のようであり、それは考え、またここから話し、行動します。
祭司であるなら、隣人に対する愛から、主への愛から説教します。裁判官であるなら、公正そのものから判決を下します。商人であるなら、誠実そのものから行動します。妻帯者〔であるなら〕、貞淑そのものから配偶者(妻)を愛します。等々。
彼らのいのちの愛もまた代理として仲介する愛を持ち、それを教え、導き、思慮分別からのように行動します。またそれらに、教えの真理に対するのと同時にいのちの善に対する熱意の衣服を着せます。