神の摂理 177
177 人間を悪から導き出すことは、神的な摂理の絶え間ない働きです。
だれかがこの絶え間ない働きを知覚し、感じ、それでも束縛されたように導かれるなら、絶えず抵抗しませんか、またその時、神と争うかあるいは自分自身と神的な摂理を混合させませんか?
後者なら、自分自身をもまた神にします。前者なら、自分自身から束縛をほどき、神を否定します。
このことから、人間からの悪の力と主からの善の力の二つの力が、互いに絶えず働いていること、二つの対立するものが互いに働くとき、その時、一方が勝つがあるいは両方が滅びることがはっきりと明らかです。しかしながら、ここで、もし一方が勝つなら、両方とも滅びます、というのは、人間にある悪は、たちまち主からの善を受けなくなるし、主からの善も人間からの悪をたちまち投げ出し、一方またはもう一方が生じたなら、すぐにも人間にいのちは残らなかったであろうからです。
人間に神的な摂理の働きがはっきりと知覚されるか感じられたなら、これらやまた他の多くの有害なものが存在するようになったでしょう。
しかし、このことは続きの中で例によってはっきりと示します。