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神の摂理 192

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192 人間の思慮分別がすべてのものを生じさせるという外観からの信念の中にいる者がいて、さらに深い調査を要する論証によらないなら、納得させられることができない、それらは原因から引き出されなければならない、と述べました。
それゆえ、原因から引き出された論証を理解力の前に明らかにするために、その順序で見せなくてはなりませんが、それはこれです――

(1)人間のすべての思考は彼のいのちの愛の情愛からのものであり、それらなしで、まったく思考は何もなく、存在することもできない。
(2)人間のいのちの愛の情愛は、主だけに知られている。
(3)人間のいのちの愛の情愛は、主によりその方の神的な摂理を通して導かれ、同時に、思考が導かれ、それらから人間の思慮分別がある。
(4)主はご自分の神的な摂理によって全人類の情愛を一つの形に作り上げ、それは人間の形である。
(5)ここから、人類からである天界と地獄は、このような形の中にある。
(6)自然と人間の思慮だけを認めた者は地獄をつくり、神とその方の神的な摂理を認めた者は天界をつくる。
(7)自分自身から考え、自分自身から配列させることが人間に見られないなら、これらすべてのものは生ずることができない。