神の摂理 277b
277b 人間が改心されるために悪から導き出されなくてはならないことは、説明なしに明らかです――なぜなら、世の中で悪の中にいる者は、世から出た後も悪の中にいるからです。それゆえ、悪が世の中で遠ざけられないなら、その後に遠ざけられません。
木は倒れた場所に、そこに横たわります。
そのように、人間のそれぞれの者のいのちは死んだときどのようであったかによって、そのように残ります――さらにまた、それぞれの者が自分の行為にしたがって裁かれます。〔裁かれるときに〕その行為が列挙されるのではありません、その行為に戻るので、同様に行なうのです――なぜなら、死は、人間がその時には改心されることができない、という相違とともに、いのちの連続であるからです。
すべての改心は、完全に、すなわち、最初のものの中と同時に最後のものの中で生じます。最後のものは世の中で最初のものにふさわしく改められ、その後、改められることはできません。人間のいのちの最後のものは活動をやめ、死後に生ずる彼の内なるものと調和して行動します。すなわち、一つとして働きます。