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神の摂理 288

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288 天界のすべての天使は、「だれも自分自身から考えることができないで、主から考える」と認めています。しかし、地獄のすべての霊は、「だれも自分自身以外の他の者から考えることができない」と言います。
しかし、彼らに数度、彼らのある者が「自分自身からは考えない、できない、考えは流入する」ことを示されました。けれども、それはむだで、彼らは受け入れることを欲しませんでした。
しかし、最初に、思考と情愛のすべてのものが地獄の霊の者にもまた天界から流入すること、しかし、流入する善はそこの悪に、真理は虚偽に、このようにすべてのものは正反対のものに変えられることを経験から教えられることになりました。
このことは次のように示されました――天界から、みことばの何らかの真理が降ろされ、これは地獄の上部にいた者により受け入れられ、彼らからさらに低いものの中に、最も低いものの中にいた者にまで降ろされました。そしてそれは途中で継続的に、虚偽に、最後にまったくの虚偽に、真理と正反対のものに変えられ、彼らは、彼らのもとで虚偽に変えられた真理を自分自身からのように思い、そうとしか知りませんでしたが、そのときそれでも天界から最低の地獄へ流れ下った真理であり、途中で、このように虚偽化され、歪曲されたものとなったのです。
このような行為を、3度あるいは4度、私は聞きました。
善にも同様に生じます。天界から流れ下る善は、継続的に、悪に、善に対立するものに変えられます。
ここから、主から発出し、彼らに受け入れられる真理と善は、虚偽の中と悪の中にいる者の中で変えられ、最初の形が見られないようにまでも他の形に移ることが明らかです。
すべての悪人のもとに同様に生じます、なぜなら、彼は自分自身の霊に関して地獄の中にいるからです。