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聖書について52

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52 これらから、みことばを教えなしに読む者は、または、みことばから教えを自分に得ない者は、すべての真理についてあいまいさの中にいること、また彼らの心は定まらず、不確かであり、間違えやすく、好意または権威が求めるなら、名声が危険にさらされないなら、容易に異端へ傾き、それらの異端もまた抱くことを明らかにすることができます――というのは、みことばは彼らにとって光のない燭台のようであり、陰の中にいわば多くのものを見ても、ほとんど何も見ないから、なぜなら、教えだけが光であるからです。
私は天使により調べられたこのような者を見ました。彼らは、欲するどんなものでも、みことばから確信することができること、また自己愛に属すものを、自分たちに好意を持つ者の愛に属すものを確信することがわかりました。私は衣服を脱がされた者を見ましたが、それは、真理がないしるしでした――衣服はそこの真理です。