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天界と地獄 10

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10 世で生きた間に、〝行なう善や信じる真理は自分自身からものである。または自分のものとして自分自身に占有する〟といった信念に凝り固まり、その信念の中で、功績を善行に置き、義を自分自身に要求した霊は、天界に受け入れられません。天使は彼らを愚鈍な者として、また泥棒として眺め、避けます。愚鈍な者として眺めるのは、常に目を自分自身へ向けて、主へ向けないからであり、泥棒として眺めるのは、主から、その方のものを取り去るからです。
これらの者は、主の神性が天使たちのもとに天界をつくる、という天界の信仰に反しています。