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天界と地獄 47

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47  一つの天使の社会を形作るすべての者は全般的に似た顔をしていますが、しかし、個別には似ていません。
全般的な類似と個別的な変化がどのようであるかは、世の中のそのようなものからいくらか把握することができます――各氏族にはある種の全般的に似たものが顔と目にあり、それによって他の氏族から区別されることが知られています。さらに、ある家族は他の家族から区別されます。そして、このことは天界でははるかに完璧なものとなっています、天界ではすべての内的な情愛は見られ、顔から輝き出ています、顔は情愛の外なる形や表象するものであるからです。天界では自分の情愛以外の他の顔を持つことはありません。
さらにまた、全般的な類似が、一つの社会の中にいる個々の者の中で特にどのように変化するかも示されました――天使のような顔が私に見られ、その顔が、一つの社会の中にいる者の善と真理の情愛にしたがって変化しました。長い間、その変化は続き、そのとき私は、全般的に同じ顔が舞台のように持続し、残りのものはそこからの単なる派生するものと伝播するものであることを――このようにさらにまたこの顔によって、社会全体の情愛が示され、情愛によってそこの者の顔が変化することを認めました。なぜなら、前述したように、天使の顔は自分の内的なものの形であり、このように愛と信仰に属す情愛の形であるからです。