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天界と地獄165

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165   天使は、世の人間のような時間からの観念をもたないので、それゆえ、時間についての観念も、時間に属すものについての観念ももちません――時間に固有なもの、例えば、年・月・週・日・時間・今日・明日・昨日、これらが何であるか、決して知りません。天使がそれらを人間から聞くとき(天使は主により常に人間に接合しているからです)、その時、それらに代わって状態と状態に属すようなものを知覚します――このように、人間の自然的な観念は天使のもとで霊的な観念に変えられます。
ここから、みことばの中で、時は状態を意味し、前に名称を挙げたような時間に固有なものは、それらに対応する霊的なものを意味します(*1)


*1 みことばの中の時間は状態を意味する(2788, 2837, 3254, 3356, 4814, 4901, 4916, 7218, 8070, 10133, 10605)。
天使は時間と空間の観念なしに考える(3404)。その理由(1274, 1382, 3356, 4882, 4901, 6110, 7218, 7381)。
みことばの中の「年」は何を〔意味するか〕(487, 488, 493, 893, 2906, 7828, 10209)。
「月」は何を(3814)。
「週」は何を(2044, 3845)。
「日」は何を(23, 487, 488, 6110, 7240, 8426, 9213, 10132, 10605)。
「今日」は何を(2838, 3998, 4304, 6165, 6984, 9939)番。
「明日」は何を(3998, 10497)。
「昨日」は何を(6983, 7114, 7140)。