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天界と地獄175

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175 内的なものに対応するすべてのものは、内的なものを表象してもいるので、それゆえ、表象するものと呼ばれます。また彼らのもとの内的な状態にしたがって変化するので、それゆえ、外観と呼ばれます。それでも、天界の中で天使の目の前に見られ、その感覚で知覚されるものは、地上で人間により生きいきと見られ、知覚されるよりも、はるかにはっきりと、明確に、知覚できるものです。
天界の中で外観はそのように存在しますが、実際に存在するので真の外観と言われます——真でない外観もまた存在し、それはたとえ見られても内なるものと対応しないものです(*1)。しかし、このことについてはあとで述べます。


*1 天使のもとに見られるすべてのものは、表象するものである(1971, 3213-3226, 3342, 3475, 3485, 9457, 9481, 9574, 9576, 9577)。
天界は表象するもので満ちている(1521, 1532, 1619)。
表象するものは、天界の中で内なるものであるほど、ますます美しい(3475)。
そこの表象するものは、天界の光からのものなので、真の外観である(3485)。
神的な流入は、高い天界の中で表象するものに、ここから低い天界の中でもまた表象するものに変わる(2179, 3213, 9457, 9481, 9576, 9577)。
自然の中にあるような、したがって世の中にあるような形で、天使の目の前に見られるものは、表象するものと呼ばれる(9457)。
内なるものはこのように外なるものに変わる(1632, 2987-3002)。
天界の中の表象するものの性質、いろいろな例による説明(1521, 1532, 1619-1628, 1807, 1973, 1974, 1977, 1980, 1981, 2299, 2601, 2761, 2762, 3217, 3219, 3220, 3348, 3350, 5198, 9090, 10276)。
天界の中に見られるすべてのものは、対応するものにしたがっており、表象するものと呼ばれる(3213-3226, 3342, 3475, 3485, 9457, 9481, 9574, 9576, 9577)。
対応するすべてのものは、表象もし、そしてまたこのようなものを意味する(2896, 2987, 2971, 2989-2991, 3002, 3225)。