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天界と地獄224

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224  さらにまた私は、神殿で説教を聴く者が感じる聖性(聖なるもの)について、ある説教者と話しま した。彼は、「それぞれの者に、愛と信仰のものである彼の内的なものにしたがって、敬虔さ・信心深さ・ 聖性があります。それは、愛と信仰の中に聖性そのものがあり、その聖性の中には主の神性があるからです」 と言い、また、「内的なもののない外なる聖性が何かは知りません」と言いました——また、内的なものの ない外なる聖性について考えたとき、「おそらく、外見あるいは技術で獲得したもの、あるいは偽善によって、 聖性を偽る何らかのものであり、自己愛と世俗愛からの何らかの偽りの火がこのようなものをひき起し、現 わすのでしょう」と言いました。