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天界と地獄223

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223 私は神殿の中での彼らの集会がどんなものであるか知るために、何度か、そこに入り、説教を聴くことがありました。
説教者は東の講壇に立ちます。彼の目の前には、他の者にまさる知恵の光の中にいる者が座り、その脇の右と左に、少ない知恵の光の中にいる者が座ります。すべての者が説教者の視野の中にあるように、輪の形に着席し、彼の視野が届かない両脇には、だれもいません。
神殿の東にある講壇の左側の入り口に、教えについての初心者たちが立ちます——だれも講壇の後ろに立つことは許されません。もし、だれかがそこにいると、説教者は混乱します。また、集会の中のだれかが意見を異にしても、同様であり、それゆえ、その者は顔を背けなければなりません。
説教には、世の説教とは比べものにならないような知恵があります。なぜなら、天界の中では、内的な光の中にいるからです。