カテゴリー

天界と地獄323

322◀︎目次▶︎324

323 さらにまた、古代に生き、その時、賢人たちの間にいた他の者たちと話すようになりました。
最初、彼らは正面の方向に少し離れて見え、その場所から、彼らは私の思考の内的なものに、したがって多くのことに、十分に気づくことができました。彼らは一つの思考の観念から連続する全体を知り、それを知恵の喜ばしいもので快い表象するものとともに満たすことができました。
ここから彼らは賢人の間にいたことが知覚され、「古代人に属する者であった」と言われました。
そして、さらに近づいたとき――私は、みことばから何かを彼らに読んで聞かせましたが、彼らは最大に喜びました。私は彼らの喜びと快さそのものを知覚しましたが、それはおもに、彼らの聞いたみことばのすべてと個々のものが、天界的なものと霊的なものを表象し、表意するものであったからでした。
彼らは、「私たちが世で生きていた時代では、考え方、話し方、さらに書き方はこのようなものであった。またこのことは私たちの知恵が強く求めるものであった」と言いました。