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天界と地獄404

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404. 自分たちは他の者よりも学問があると信じた霊が、世で持っていた自分たちの信念について、「天界の楽しさは神をほめたたえ、祝うことだけにあり、それが活動的な生活である」と言いました。しかし、彼らに、「神をほめたたえ、祝うことは、そのような活動的な生活ではない。神もまた賛美と祝典を必要とされない。神は、役立ちを遂行することを、仁愛の善と呼ばれる善の働きを遂行することを望まれる」と言われました――しかし、彼らは仁愛の善の働きの中に天界の楽しさの何らかの観念をもつことができないで、そこに奴隷状態の観念しかもてませんでした。けれども、天使は、「仁愛の善の働きは内的な情愛から、言い表わすことのできない快さと結合しているので、極めて自由なものです」と証言しました。