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最後の審判 2

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2 みことばの中で、そこに天と地の滅亡が言われている個所は次のものです――

あなたがたの目を天に上げよ。下方の地を見つめよ。……天はあたかも煙のように滅び、地は布切れのように古くなる(イザヤ516)。
見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。前のものは思い出されない(イザヤ65:17)。
新しい天と新しい地を、わたしはつくる(イザヤ66:22)。
天の星が地に落ちた……天は巻き上げられる巻き物のように去った(黙示録6:13,14)。
私は、大きな……王座とそこに座っている者を見た。その視野から地と天は逃げ、その場所は見られなかった(黙示録20:11)。
私は新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去った(黙示録21:1)。

これらの箇所で「新しい天」によって、私たちの目の前に見られる天でなく、人類が集められている天界そのものが意味されます。というのは、天界は、キリスト教会の始まりからずっと、すべての人類から集められているからです、しかし、そこにいた者は天使ではなく、多くの宗教からの霊でした。この天界が滅ぶべき「最初の天」によって意味されますしかし、これらの霊がどのようであったかは、続くものの中で特に言われます。ここでは、滅ぶべき「最初の天」によって何が意味されるか知られるために、そのことだけを述べます。
何らかの照らされた理性から考えるだれでも、星座の天ではなく、創造されたこれほどに広大無辺な天空ではなく、霊的な意味で天使と霊たちがいる天が意味されることを知覚することができます。