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信仰について 11

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11 (前の24~6番で言われたように)真理への内なる承認は信仰であるので、また信仰と真理は一つであるので、内なるもののない外なる承認は信仰ではなく、間違ったものの確信も信仰ではないといえます。
内なるもののない外なる承認は無知の信仰です。また、無知の信仰は単なる知識であり、記憶に属すものであって、それが確認されるなら信念となります―― その信仰や信念の中にいる者は、他の者がそう言ったから、あるいは態度を固めてから、真理であると考えます。またそれでも、虚偽は真理と等しく、時にはより強く、確信されることができます。
何かが真理であると態度を固めて考えることによって、他の者により言われたことを、それを真理であると考え、それを前もって調べることなく、単に確信することが意味されます。