神の愛と知恵 279
279 このことは次のことから確認されます——人間のもとにいる天使は、心から行為の中にあるものを個々に知覚します。霊的な天使は、理解力からそこにあるものを知覚し、天的な天使は意志からそこにあるものを知覚します。このことは背理のように見えますが、それでも真理です。
しかし、心の中に、意図している事柄は、すなわち、現在する事柄は真ん中にあり、他のものはその親近感にしたがって、その周囲にあることを知らなくてはなりません。
天使は、「人間がどんなものであるかはその個々の行ないから、それでも、彼の決定にしたがって情愛の中に、ここから思考の中にあるいろいろな愛に類似したものから知覚する」と言っています。
一言でいえば、霊的な人間のすべての活動は、すなわち、すべての行ないは、天使の前で、余計なものが除かれて食べられるときの、うまくて、役に立つ、美しい果実のようであり、それは味、役立ち、楽しみを与えます。
人間の活動と行ないについて、天使はこのように知覚していることもまた前に見られます(220番)。