最後の審判 10
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(2)人類は天界の苗床である
このことは、続く章〔14–22番〕から明らかにされ、そこには天界と地獄は人類からであること、このように人類は天界の苗床であることが示されています。
ここまでのように、すなわち、創造の最初から、天界は人類からつくられたこと、このように今後、つくられ、豊かにされることをあらかじめ述べておかなければなりません。
[2]確かに、人類自身が神性から完全に分離するとき、そのとき人類が一つの地球上で滅びることがありえます。なぜなら、その時、人間にもはや霊的ないのちがなく、獣のような自然的ないのちだけがあるからです。また人間がこのようなものであるとき、社会が形成され、法律によって抑制の中に保たれることができません。
[3]しかし、たとえ人類が神性からの分離によって一つの地球の上から滅びても、そのことはそれでもなお起こらないように神性により備えられていますが、それでもやはり他の地球上に残存します。
というのは、宇宙の中に数百の数千の倍の地球があるからです(小著『惑星と呼ばれている私たちの太陽系の諸地球について、また星空の中の諸地球について』参照)。
私に天界から、「主が世にやって来て、この地球の上で人間性をまとい、そしてそれを神的なものにされなかったなら、そしてまた、主がここに天使の天界の基礎のために、結合のために、このようなみことばを与えられなかったなら、今日、人類はこの地球上で、一人も存在しないほどにまでも滅んでしまったであろう」と言われました(みことばによって人間との天界の結合があることは、著作『天界と地獄』(303–310番参照)。
しかし、そのようであることは、霊的に考える者でないなら、すなわち、神性の承認によって天界に結合している者でないなら把握されることができません、なぜなら、この者だけが霊的に考えることができるからです。