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結婚愛 26

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26 前に話しに出したような、天界と地獄の間にある霊たちの世界で行なわれ、言われたものを、またこれから続けられる天界の社会の中にあるようなものを(らっぱを持った案内者の天使はその社会からでした)、私は再び真理として断言します。
ある者に彼の霊の視覚を開くこと、そして示し、教えることが主の喜ばれるところでないなら、キリスト教界の中のだれが、天界について、そしてそこの楽しさと幸福について何らかのものを知ったでしょうか? その知識は救い〔について〕の知識でもあります。
似たものが霊界に存在することは、使徒のヨハネにより見られて、聞かれたものからはっきりと明らかです、それらは「黙示録」に述べられています——例えば、

七つの燭台の真ん中に人の子を見たこと。天の中の幕屋・神殿・箱・祭壇。七つの封印で封じられた巻き物が開かれ、ここから出て来る馬。王座のまわりに四つの生き物。それぞれの部族から十二千の選ばれた者。深淵から上ってくるイナゴ。竜とミカエルとのその戦い。男の子を産み、そして竜のために荒野の中に逃げる女。一つは海から、もう一つは地から上って来る二つの獣。緋色の獣の上に座っている女。火と硫黄の池の中に投げ込まれた竜。白い馬や大宴会。新しい天と新しい地。降って来る「聖なるエルサレム」が門・城壁・その土台に関して描かれたこと。なおまた、いのちの水の川、また毎月、実を結んでいるいのちの木。
ほかに多くのもの、それらすべてがヨハネに見られ、そして見られた時、霊に関して霊界に、天界にいました。
ほかにも、主の復活後に使徒たちに見られたものがあります、例えば、それらはその後、ペテロに(使徒の働き第11章)、なおまたそれらはパウロに見られ、聞かれました。
さらに、それらは預言者に——例えば、エゼキエルに(生じました)、

四つの生き物を見たこと、それらはケルビムであった(エゼキエル第1, 10章)。
新しい神殿と新しい庭、また天使がそれらを測ったこと(第40–48章)。
エルサレムへ連れ去られ、そこに忌まわしいものを見たこと、そしてまたカルデヤに(連れて行かれたこと) (第8, 11章)。

同様のものがゼカリヤに生じました、

ミルトスの木の間に馬に乗っている男を見たこと(ゼカリヤ1:8以降)。
四つの角を、またその後、手の中の測り綱とともに男を見たこと(1:18–21, 2:1以降)。
燭台を、また二本のオリーブの木を見たこと(4:2以降)。
飛んでいる巻き物、またエパ枡を見たこと(5:1, 6)。
二つの山の間から出てくる四つの戦車と馬を見たこと(6:1以降)。