結婚愛 42
1 天界から降ろされたふたりの夫婦のもとに、結婚愛がその形として見られた
42 (これらに私は霊界からの二つのメモラビリアを加えます、第一のものはこれ——)
ある朝、私は天を見上げ、私の上方に、広がりの上方の広がりを見た。私は、近くの第一の広がりが開かれ、すぐにさらに上の第二のもの、最後に最も高いものであった第三のものが開かれたのを見た。また、ここからの照らしから、私は、第一の広がりの上に、第一の天界すなわち最も下の天界からの天使、また第二の広がりの上に、第二の天界すなわち中間の天界からの天使、また第三の広がりの上に、第三の天界すなわち最も高い天界からの天使がいるのを知覚した。
最初、これは何か、なぜか、と驚いた。直ちに天界から、らっぱのような声が聞こえ、「あなたが結婚愛について瞑想していることを知覚しました、今、私たちは見ています。私たちは、真の結婚愛がその起源で、またその本質で、何であるか、地上にいる者が依然として知らないことを知っています、それでも、知られることは重要です。それゆえ、照らす光があなたの心の内的なものの中へ流入するために、あなたに天界を開き、ここから知覚することが主の喜びでした——天界の、特に、第三の天界の私たちのもとで、私たちの天界的な楽しさは、とりわけ結婚愛からです。それゆえ、私たちに与えられた許可から、私たちはあなたが見るために、あなたに結婚した一組〔の夫婦〕を降ろします」と言った。
[2]見よ、その時、最も高い天界すなわち第三の天界から降っている馬車が現われ、その中にひとりの天使が見られた。しかし近づくにつれて、その中にふたりが見られた——馬車は遠方から、私の目にダイヤモンドのように輝き、それに、雪のように白く輝く子馬(若い馬)が取り付けられていた。馬車に座っている者は手に二羽のキジバトを持っていて、私に叫んだ、「あなたは私たちがさらにそばに近づくようにと望んでいます。しかし私たちの天界からの閃光が、その天界から私たちは降ったのですが、その時、炎となって、内部に貫通しないように用心しなさい、その流入から確かにあなたの理解力の高い観念が照らされます、それは本質的に天界的なものです、しかし、それらはあなたがいる世で、言い表わせないものです——それゆえ、あなたはそれらを理性的に聞いて、受け入れ、そのようにそれらを理解力にゆだねなさい」。
私は答えた、「用心します、さらにそばに来てください」。
彼らは来た、見よ、夫とその妻であった——彼らは言った、「私たちは夫婦です。私たちはあなたがたから黄金時代と呼ばれる最初の時代から、天界で、幸福に、永続的に、花に似た年齢の中で生きました。あなたは、今日、その中の私たちを見ています」。
[3]私は両者を調べた、結婚愛を表象するものをいのちとその装飾品の中に、そのいのちを顔の中に、その装飾品を衣服の中に知覚したからである。というのは、すべての天使は人間の形をした愛の情愛であるから。支配している情愛そのものが彼らの顔から輝き出ており、情愛からそれにしたがって衣服が定められる。それゆえ、天界では、だれでも自分の情愛を着ている、と言われている。
夫は青年と若者の間の中間の年齢で見られた。その目から、愛の知恵からきらめく光が輝き出ており、その光からその顔は内部で輝くようであり、ここからの放射から皮膚は最外部であたかもきらめくようであった。ここからその顔全体は一つの輝く美しさをなしていた——ローブを着ており、ローブの下に青色の服、これに金色の帯が巻きつけられ、その上に三つの宝石、脇に二つのサファイア、そして中央に赤めのう(ルビー)があった。輝くリンネルからできた長い靴下、それに銀からの糸が編み込まれていた。履き物は絹からできていた——これが夫のもとで結婚愛を表象する形であった。
[4]けれども、妻のもとで、これらであった——その顔は私に見られ、見られなかった。美そのもののように見られ、これは言い表わせないので見られなかった。というのは、顔の中に第三の天界の天使にある光のような炎のような光の輝きがあり、これが私の視力を弱めたから。それゆえ、私はただ唖然とした。
彼女はこれに気づいて、私に「あなたは何を見ていますか?」と言って話した。
私は答えた、「私に結婚愛とその形しか見えません。私は見るし、見ません」。
そのために、彼女は夫へ斜めに向きを変え、その時、私はさらに鋭く調べることができた。
その目はその天界の光からきらめいた、それは、すでに述べたように、炎のようであり、ここから〔きらめきを〕知恵への愛から得ている。というのは、その天界の妻たちは夫たちを知恵から、また夫たちの知恵の中で愛し、夫たちは妻たちをその愛から、自分自身に向かうそれらから愛し、このように結合されるからである。ここからその美があり、それは、どんな画家も形としてそれを模倣し、見せて示すことができないようなものである。というのは、そのようなひらめきが彼の色の中に、そのような表現できる美しさも彼の技術の中に存在しないから——髪は、美との対応にしたがって置かれた美しい秩序の中にあり、その髪に宝石からできた花が入れられていた——首飾りは赤めのう(ルビー)からできていた、そしてここから貴かんらん石(クリソライト)からできたロザリオがつりさがっていた。真珠からできた腕輪もしていた。緋色のトーガを、その下に紫色の胸当てを着ていて、ルビーでその前部を結び付けていた。しかし私は、夫に見られるのにしたがって色が変化し、そしてまた、それにしたがって時には大きく、時には小さくきらめいたことに驚いた。互いに見られる中で大きく、斜めに見られる中で小さくきらめいた。
[5]これらが見られて、彼らは再び私と話した。夫が話すとき、彼は同時に妻からのように、妻が話すとき彼女は同時に夫からのように話す、というのは、このように心の結合があり、それらから話しが流れ出るから。その時、私は結婚愛の声も聞いた、それは内部で同時もの、そしてまた平和と無垢の楽しい状態から発出しているものであった。
最後に彼らは言った、「私たちは呼び戻されています、去らなければなりません」。
その時、以前のように再び馬車に乗るのが見られた。花畑の間の舗装された道を通って運ばれ、それらの花壇からはオリーブの木と多くの実をつけたオレンジの木が伸びていた——自分の天界が近づいたとき、乙女たちが出迎えにやって来て、彼らを受け入れ、導いた。