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結婚愛 72

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72 結婚愛にやって来て、その中にいることができる者が教会の真理を愛し、その善を行なうのは、他の者たちは主により受け入れられないからです。というのは、これらの者はその方と結合の中にいて、ここからその方によりその愛の中に保たれるからです。
人間のもとに教会をつくり、ここから天界をつくる二つのものがあります、信仰の真理と生活の善です。信仰の真理は主の臨在をつくり、信仰の真理にしたがった生活の善はその方との結合を、このように教会と天界をつくります。
信仰の真理が臨在をつくるのは、〔それが〕光に属すからです。霊的な光は他のものではありません――生活の善が結合をつくるのは、〔それが〕熱に属すからです。霊的な熱も他のものではありません、というのは、それは愛であり、生活の善は愛に属すからです――すべての光が、冬の光もまた、臨在をつくること、光と結び付いた熱が結合をつくることはよく知られています。というのは、庭園と花園はすべての光の中で見られます、しかし熱がそれ自体を光に結合させる時でないなら、開花しないし、結実しません。
これらから、教会の真理を知るだけの者には主から真の結婚愛が与えられないが、それを知り、その善を行なう者に与えられる、という結論が明らかです。