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結婚愛 81

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10 主の来臨のために、その時の結婚愛のために、天界の天使たちによる主の賛美について

81 これらについて私たちが話し、悲しんでいるとき、突然、私の目を強く打つ光の輝きが見られ、それゆえ、私は見上げた——見よ、私の上の全天界が照らされて現われ、東から西へ長い一続きの賛美が聞かれた。
天使が私に言った、「その賛美は主への賛美です、その方の来臨のために、それは東と西の天界の天使により行なわれました」。
南と西の天界からは、上品なつぶやきしか聞かれなかった。
天使はすべてのものを理解したので、最初に、私に、「それらの主への賛美と称賛はみことばから行なわれます、その時、主から行なわれるからです、というのは、主はみことばです、すなわち、そこの神的真理そのものであるからです」と言った。
また、言った、「今、特に、預言者ダニエルに言われたこれらによって主を賛美し、称賛しています——

あなたは泥と粘土で混ぜられた鉄を見た。それに人間の種を混ぜた、しかし、それらは密着しなかった……けれどもその日に……神は天の王国を起こす、それは永遠に滅びない。……それらのすべての王国を粉砕し、終わりにする、けれども、それ自体は永遠に立つ(ダニエル2:43, 44)」。

[2]この後、私は歌声のようなものを聞き、東のさらに奥に、私は前のものよりさらに輝く光の閃光を見た。私は天使に、そこでは何を賛美しているか質問した。
彼は言った、「「ダニエル書」のこれらによってです、

私は夜の幻の中で見ていた。すると見よ、天の雲とともに、人の子がやって来た。……この方に主権……と王国が与えられ、すべての人民と国民が……その方を礼拝した。その方の主権は永遠の主権で、過ぎ去らない、その方の王国は滅びない(ダニエル7:13, 14)。

それらのほかに、「黙示録」の中で主を称賛しているこれらからです、

イエス・キリストに「栄光と力がある〔ように〕……見よ、雲とともにやって来る。その方はアルファとオメガ、最初と最後、初めと終わりである……その方はいる、いた、やって来る、全能〔である〕。私、ヨハネは……七つの燭台の真ん中から、人の子からこれを聞いた」(1:5–7, 8, 9, 10–13, 22:8, 13。なおまた「マタイ福音書」24:30, 31から)。

[3]私は再び東の天界の中を見た、右側から明るくなり、照明が南の大空に入った。私は天使に、「そこでは主の何を賛美しているのですか?」と質問した。
言った、「「黙示録」の中のこれらによってです、

私は新しい天と新しい地を見た……私は、聖なる都、新しいエルサレムが自分の夫のために花嫁のように整えられて、神から天界を通って降るのを見た……。天使は私に語り、言った、「来なさい、私はあなたに花嫁、小羊の妻を見せましょう」。私を大きな高い山の上に連れて行き、私に都を……聖なるエルサレムを見せた(21:1, 2, 3, 9, 10)。

さらにまた、これらのことばによってです、

わたしイエスは……輝く明けの星である。霊と花嫁は言う、「来てください」。……言われた、「わたしはすぐに来る」。アーメン、主よ、イエスよ、来てください(黙示録22:16, 17, 20)」。

[4]このことや多くのことの後、天界の東から西へ、そしてまた南から北へ普遍的な賛美が聞かれた、私は天使に質問した、「今〔の賛美〕は何ですか?」
言った、「「預言書」からの、これらです——

すべての肉が、わたし、エホバがあなたの救い主、あなたのあがない主であることを知る(イザヤ49:26)。
イスラエルの王、エホバは、またそのあがない主、万軍のエホバはこのように言われた、わたしは初めであり……終わりである、わたしのほかに神はいない(イザヤ44:6)。
その日に言われる、「見よ、この方が私たちの神、この方を私たちを解放するために待ち望んだ。この方、エホバ、その方を私たちは待ち望んだ」(イザヤ25:9)。
荒野の中の叫ぶ声、エホバの道を準備せよ。……見よ、主エホビが強さの中でやって来られる……羊飼いのように自分の群れを飼う(イザヤ40:3, 5, 10, 11)。
私たちに少年が生まれる、私たちに子が与えられる……その名前は、不思議な助言者、神、英雄、永遠の父、平和の君(イザヤ9:6)。
見よ、日がやって来る……またわたしはダビデに正しい若枝を起こす、その者は王となって支配する。……これがその方の名前……エホバ、私たちの正義(エレミヤ23:5, 6, 33:15, 16)。
その方の名前は万軍のエホバ、あなたのあがない主、イスラエルの聖なる者、全地の神と呼ばれる(イザヤ54:5)。
その日に、エホバは全地の上に王になる。その日に、エホバは一つ、その方の名前は一つとなる(ゼカリヤ14:9)」。

[5]これらを聞き、理解したことから、私の心は小躍りして喜び、楽しさの中で家へ行き、そこで私は霊の状態から身体の状態へ戻った、その中で、私は見て、聞いたものであるこれらを書いた。
さて、それらに私はこのことを付け加える。主により、その方の降臨の後、古代人のもとにあったような結婚愛が、その愛は主おひとりからであるので、みことばによって霊的になっている者のもとに回復されることである。